テツ チャンピオン シップ
Tetsu Champion Ship
主催者となるには、世間一般において何の地位も名誉も持たない、一介の遊戯王OCGユーザー
『Tetsu』の名を冠す福岡大規模非公認大会。
略称を
『T』etsu
『C』hampion
『S』hip(ティーシーエス)。
『テッチャン』と呼ばれることもしばしば。
遊戯王ファイブディーズオフィシャルカードゲームを提供する
『KONAMI』と直接の関わり合いを持たず、Tetsuとその思想に集ったデュエリストで組織する
『TCS運営委員会』が同大会の運営を取り仕切る。
Tetsu個人の人徳もとい縁が前に出るが、地域や立場の垣根を越えて多くの遊戯王関係者がそれを支えているのを忘れてはならない。
大会の開催地としては福岡県下、取り分け都心部から北側が選定される。
開催時期はその年を遊戯王を締め括るが如く
『12月下旬』。
全国的に異例となる個人名を冠してのチャンピオンシップに、開催当初より多くの注目を集める。
大会参加者の内訳を見れば福岡を拠点とする決闘者が半数を占めるものの、その一方で半数は
『九州圏』にまで及び、引いては
『関西や関東といった都市圏』から参加者の名が連なる。
Tetsu Champion Shipとして年末に開催される一年周期の個人戦他、
『Tetsu vs』と謳いつつ場所や対戦方式を時事のニーズに合わせて開催、多くの地域の活性化を続ける。
“担い手はここに独り” ―――Tetsuは走り続ける。
2007年、春。
ここ福岡の地より、WORLD CHAMPIONSHIP 2007日本代表最終選考会―――通称選考会を本気で目指した男がいた。
名をTetsuという。
当時、趣味の一つに過ぎなかったカードゲーム遊戯王。
日進月歩を心掛ける在り方から、その高みであろう選考会を知り、志すに至る。
元より特筆する技能や戦績を持たない決闘者。
一つを極めるより多くを収める道、もとい多大な労力と時間を代償とすることで選考会へ臨もうとする。
その戦場は県内外を問わず、時には本州地方にまで及んだ。
代償への対価。
それは選考ランキングの圏外という名で言い渡される。
身銭を削った代償、対して余りに乏しい結果に納得することが出来ない。
選考会システムへの疑問視―――そう、集計ミスと揶揄されるKONAMIに対しての問答の日々が始まる。
Tetsu vs KONAMIと自称して、同社の担当部署遊戯王OCG事務局とのやりとりは一朝一夕に非ず。
俗に言う調整中…担当部署に確認中、ご案内していません、と数々の要領を得ない応答が続く。
―――それが苦痛だと思うことも、破綻していると気付く間もなく、ただ走り続けた。
戦いの日々は、各地に点在する同志を知るに至った。
自分一人の問題では済まされない、選考会直前まで諦めることはできない、と。
当然の様に、滞りなく開催が迫る選考会。
一人の決闘者は遊戯王界からの最後通告を受け、表立った遊戯王史に幕を降ろす。
夏。
一旦は退いた遊戯王であったものの、情熱が冷めることはなかった。
一介の遊戯王ユーザーである自身が半ば退こうとも影響は無く、デュエリストは確固として在り続ける。
途方に暮れた月日、そして共に戦った人々を思えば慚愧の念が募るばかり。
充足した遊戯王環境が用意された方ばかりが存在するのではない。
各地を奔走し戦い抜いた日々に加え、同志からも多くを見聞きしたはずではなかったのかと。
贖罪ではなく、支えてくれた方々に応答したい。
―――KONAMIが変わらなければ、オレがやる。
ここに、Tetsuの福岡遊戯王活性化が始まる。
2007年、末。
福岡は博多の地。
集った想い。
満を持して臨む。
一人の漢が、百を越える決闘者達に言い放つ、
━━━━問おう。
貴方が、福岡のデュエリストか
デュエリスト・Tetsu、召喚に従い参上した
これより我が札は貴方と共にあり、
貴方の運命は私と共にある
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<参考リンク>
Tetsu Champion Ship 公式サイト「━━━━体は札で出来ている。」(Tetsu Blog)
(『Duel Entrance』では、大会宣伝記事の募集を行っています。詳しくは
こちらをご覧下さい。)
posted by Ford at 00:29
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